メガロフォビアについて。
巨大な建造物などに対して、恐怖を抱くことをそういうらしい。学校、大きな建物、フェリー、病院、エレベーター、階段などそういうものに対して、嫌な気分になるので、もしかして私もそれかも。と思ったのだが、恐怖というものとは違うのだ。ただ、本当にいやーな気分になるのだ。何かトラウマのようなパニック障害に近いのかも知れない。しかし、大きな建物も上に登ってしまったり、遠くにあればなんてことはない。上から見下ろすことは全然平気というか、どちらかというとこれは爽快なものである。中に入ってしまうと出れないのではないか。そんな不安がある。
一説によると、大きなものを見ると子供の頃を思い出す・・・らしい。子供の頃は周りが大きかった。子供の頃のどうしようもなかったことなど、親にねじ伏せられてしまったこと。大きなものに対して多分、抗えない権力、自分ではどうしようもない圧力やプレッシャーを感じてしまっているのではないか。そこから逃れることはできないという絶望感がつきまとう。
親は子供を自分の思い通りに育てようとするし、人間は犬をペットとして育てる。
親や社会が私が生まれた時に決めたこと。それが間違っていても逃れることは一生できない。少しの望みをかけ、抗う毎日の嫌さを大きなものに感じるのだ。
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