« 十三夜の月見。 | トップページ | いじめと自殺。 »

2006-11-05

男の美容師。

 先日、髪を切りに行ってきた。

 もう、なんか、その美容師の接客がすごい、嫌だった。
 男性だったのだが、思い返すと、男性美容師で、いい美容師には当たったことがない。

 いやだなあ、と思っていたのだが、髪を切られている分、変に嫌な顔もできない。

 先日の人といえば、

 「髪に黒色いれてるんですか?」
 「入れてないですけど。」
 (髪を変にいじりながら)「そうですか、黒を入れてると、色が抜けないんですよねえ。いいですか?」

 だから、入れてないといっとろうが・・・・・

 「その占いの本、いいんですよ。」
 「興味ないです。」
 「ここの、このページを先ず開いて、ここにページが・・・」

 女は全員占いの話をすれば、受けると思ってるんだろうか?
 すごく馬鹿にしておるな。話をあわさないといけない私は最悪だ。客だぞ。

 「なんか、シミができて、すごく、気になってるんですよ。」
 「・・・・」
 「男で、こんなに気にするんだったら、女の方だったら、もっと気にするでしょうね。」

 だから? 何が言いたい? 気にしとったら、町なんか歩いとれへんわ!
 まあ、たぶん、悩みの言葉を聞きたかったのだと思うけど。
 さらに、このひとにいえば、人が、自分の期待する行動、を期待する、という、厄介な性格の持ち主だったと思われる。

 男性の美容師は思い込みが強い人が多い。(いろんな人がいると思うが、傾向として)先ずこっちの言うことは聞かない。「これこれ、こういう風にして。」というだけ無駄である。
 自分だけが良いと思ったものだけを提供し、こちらの意見は聞かない。
 仕上がったものにケチをつけようものなら、きれかねない。
 たぶん、技術提供、という、意識が、サビースとは、違うところにあるのだろう。
 客に頭を下げるような事はしない。客上位ではなく、自分上位である。

 「髪はすかないで、ください。」といったところで、
 男性の美容師は平気で、髪をすいてくる。これは、私の経験上100%である。
 髪が多くもさっとなっているのが、仕上がって嫌なのだろう。

 これが、女性の場合、同じことを言うと、「そうですね、伸びるとまとまりが悪くなりますものね。」とか、「これから、伸ばしはるんですか?」と、女性だと髪という意識が同じところにある。

 男性美容師は時代にそぐわない、妙なプライドを持っている。 

 まあ、技術のある人ならよいかもしれんがね。
 美容師の接客に疑問を持っている消費者も多いと思うんやけどね。

 久しぶりにキレキレ。そうじゃね、次からは男性美容師は断ろう。

|

« 十三夜の月見。 | トップページ | いじめと自殺。 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 男の美容師。:

« 十三夜の月見。 | トップページ | いじめと自殺。 »